Table for August; PINK

夏の日差しに負けないピンクで

パラダイスリゾートの雰囲気を

 

女性ならきっと誰もが好きな色 ピンク

今回はそのピンクの色をピックアップします♪

テーブルの写真の前に

少し遡り歴史に触れてみると、ピンクという言葉の由来は

17世紀にエリザベス女王が好んだとされる

花の名前 “ピンク”(ナデシコ)からつけられたものです。

 

それ以前はおもに”バラの色”と表現されてきました。

色としてのファッション性、文化的注目が集まるのは18世紀

ルイ15世(ロココ)の時代にかの有名なポンパドゥール夫人が

セーブル窯で作ったロココピンクは有名ですね。

同じくロココを代表する宮廷画家、フランソワブーシェ、
フラゴナールも作品にピンクを多く使いました。
・フラゴナールの代表作“The Swing”
://www.wallacecollection.org/collection/les-hazards-heureux-de-lescarpolette-swing/
つぼみの色であり、これから花開く状態であり、
衰えを知らず、死に近づかないという位置づけのピンクは
まさに女性にとっての願いを叶えるもの。
美容に関わるものやインテリアにも用いられます。
 
1950年代の女優 Jayne Mansfield’s の Pink Palace と呼ばれた自宅
【Think Pink】というフレーズをご存知ですか?

 

これは”ポジティブに考える”という意味をさし、
希望や安定、バランスという、ピンクの色の意味を踏まえての言葉です。
1957年のオードリー・ヘプバーン主演の映画
【 Funny Face 】では、劇中 Think Pink という歌が登場します♪
 
ここ数年はまた、ロンドンを中心に
ピンクの外観や内装のお店が人気を呼び話題になっています。
どの時間にも行列のできていたPeggy Porschen♪
かの有名なファッション誌Vogue アメリカ版編集長のアナ・ウィンターも、
2019年の Met Gala ではピンクのドレスを着用していました。
Mandatory Credit: Photo by Matt Baron/REX/Shutterstock (10225578q) Anna Wintour Costume Institute Benefit celebrating the opening of Camp: Notes on Fashion, Arrivals, The Metropolitan Museum of Art, New York, USA – 06 May 2019
***
ピンクの色から連想するのは・・・
コットンキャンディ、バレリーナ、血色、パウダーパフ、
花びら、バラ、サーモン、フーシャ、コーラル、マゼンダ、
ピンクグレープフルーツ、フラミンゴetc.
***
今回はその中でも夏の日差しにも負けない
しっかりとした発色のピンクを使って、
パラダイスをイメージしたテーブルです♪
大きな面積で取り入れると
少し暑苦しくなってしまう強い色は
バランス良く分散させて使うのがおすすめ◎
アクセントには可愛いフラミンゴのナプキンリングを♪
程よい高さがあって、長めに使ったケイトウと
円形のマットの間をバランス良く繋いでくれます
グラスのステムもフラミンゴで
遊び心のあるものをチョイス♪
プールサイドカクテルのような
丸みを帯びた形も全体のテンションにぴったり
濃いピンクと濃い色のテーブルのバランスを取るのに
間には薄めのピンクと少し柔らかなトーンのパープルを
ラン系のバンダは水のある場所のイメージによく映えます♪
私がテーブルをセッティングする時の持論は
アイテム一つひとつがテーマやイメージする雰囲気と
繋がりを持ってくれていること♡
そして質感やキャラクター性が重複しすぎないこと♪
ここでシルバー一色のカトラリーが並んでしまうと
せっかくのリゾート感がそこだけノリの悪い印象に・・・

もちろん、全体で考えるのか、ポイントで取り入れるのか、

どちらもOKなので不正解というのはありません。

賑やかな雰囲気を作りたいとき、シンプルにアクセントを入れたいとき、

それぞれにちょっとユニークな小物があると

テーブルはより楽しくなると思います♪


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